お知らせ
米津ケアマネの『人生はドラマじゃない』 film.34「無限大の人生を」
2025.08.03
かつて映画監督を目指したケアマネジャー米津が、映画や音楽・小説などで表現されたものと現代社会の結びつきから、その課題を紐解きます。
🖊️唐突ではあるが、紙面版コラムは卒業となった。 書くのが嫌になったわけではない。 私にとって、書くことは日常の一部だから苦にならないし、日々題材や視点に困ることはないので「書く」という世界は無限大だ。ありがたいことに、紙面コラムが定着してから声を掛けて頂くことも多く、時に私的な話題にもお付き合い頂き感謝しています。味噌汁の冷めない距離に暮らす両親は、この紙面コラムを毎月読むことで息子の安否確認をしている。紙面コラムが唐突に無くなると、息子の身を案じるだろうから、少しは長男らしいこともしなければならない。
🖊️さて、なぜ唐突に紙面コラムを卒業したかと言うと、一度書き始めたら既得権のようにそこに居座ることに居心地の悪さを覚えたからだ。WEB版とは異なり、紙面には限りがある。私がいい気になって連載を続ける限り、次の書き手は育たない。あくまでも会社の広報紙なのだ。私の広報紙ではない。 これは役職や他の仕事にも共通する。私がそこに居座る限り、次世代は育たない。私にしかできない仕事を作ると、私が辞めたらそこで企業活動が停滞してしまう。それはサラリーマンとしての私の役割ではないだろう。
🖊️今まで続けてきた仕事を手放せば余白ができる。そうすると、次の新しいことにチャレンジできる。それをまた次世代に引き継いでいけば、企業活動も拡充していく。歳を重ねると新しいことにチャレンジすることも億劫に感じられる。何より、暮らしは安定が一番だと思う。折角得た地位だ。慣れ親しんだ仕事だ。何も苦労して新しいことにチャレンジしなくても、もらう給与は変わらない。 しかし、私はそういう生き方をよしとしない。そういう人生は面白くない。そういう仕事は飽きてくる。それが7年スパンで転職する悪い癖になっている。新しいことにチャレンジすれば、新たな景色が見えてくる。だから、書くことは無限大だ。🎥
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あいむすまいる!第90号 2025年8月3日発行
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