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米津ケアマネの『人生はドラマじゃない』film.01
2022.11.14
かつて映画監督を目指し、現在は主任介護支援専門員としてマネジメントをおこなうあいむのケアマネジャー米津。2つの視点から映画の中に現代の課題との結びつきを見つけ、紐解いていきます。
32年振りに円安150円台に突入。個人的には、牛丼1杯の値上げを恨めしく思う。32年前と言えば、バブル経済崩壊間際。当時13歳だった私にとっては、そんな実感もなく、すっかり映画小僧になり果てていた。
その年、ケビン・コスナーが「ダンス・ウィズ・ウルブス」でオスカーを射止め、馬上の彼を真似て、盛んに自転車に乗っては両手を大空に掲げて走っていた。そして、その年のアカデミー名誉賞は黒澤明。受賞の2年前に亡くなったが、偉大な功績を称えられた。
(c) 1990 TIG Productions, Inc.
名誉賞の系譜を辿ると、第1回受賞はチャールズ・チャップリンだった。サイレントにおけるコミカルな動作が彼のコメディスタイルだが、映画製作は社会派の一面が強かった。
そんなチャップリンがスクリーンで初めてセリフを喋ったのは1940年の「独裁者」。ラスト6分間、独裁者と入れ替わった散髪屋が群衆に訴える。平和、民主主義、自由と希望。
近年、コロナ禍がコミュニケーションの在り方に変化を加えた。生産性向上と言われる中で、介護現場においてもICT技術が大きく躍進する。手段は言葉を代替するだろうか。グルーバル化で進む円安の背景には、逆に分断される世界情勢がある。言葉を尽くす、その大切さがチャップリンの表情から伝わってくる。🎥
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